アメリカの組み立て家具

アメリカに教えてもらったこと

 

 コンサルティングや情報提供の契約をさせていだいているクライアントさんと共に組み立て家具を製造する会社を訪問したことがある。

 この会社とおつき合いを始めるきっかけになったのは アメリカでコンピュータ・サプライ用品を扱っているお店でこの会社が販売しているコンピュータデスクを購入し自分で組み立たこと。



 マイナスのドライバー一本で結構大きなデスクが組み上がった。



  この製品の特徴はデスクを構成するボードとボードを固定するジョイントにある。 

 日本の場合は組み立て式の本棚やデスクは木ねじで固定しながら組み立てるのだが、この会社の製品は2種類のはめ込み式ジョイント金具を使って固定する。

 この金具が優れ物で本当に簡単にきっちりと固定することが出来る。

 日本の場合は木ねじを使うので電動ドライバーを使わない場合は 腕が疲れてしまい、組み立てが終わる頃には両腕が疲れてしまって使い物にならなくなっていたりする。

 しかしこの会社の固定金具は90度回転させるだけ。

 それでしっかり固定できる。もちろん外すときも反対に90度回すだけ。

 この会社は日本でももう有名なスターバックス・コーヒー、タワーレコード、バージン、HMV、クリニーク等の陳列台も設計、販売を行っているのだが、

 すべてこのジョイント金具が使われており 店舗工事の際のスピードアップに大変貢献している。

  あれから10年 このジョイント金具をまだ日本では見かけない。



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