アメリカのモールの利益構造

アメリカに教えてもらったこと

 

今日はアメリカのモールについてお話をしましょう。

 最近は日本でもモールという言葉が定着して、特にイーオングループが展開するモールが有名ですね。



 モールとはショッピングモールの略で 並木のある遊歩道という意味から来ている造語です。


 アメリカのモールは、ゼネコンとデパートが更なる集客を図るために共同で大きなショッピング施設を造ったものです 

 でも もともとは パリのボン・マルシェがお手本ですよね。



 さて、今日は外観からだけではわからない 日本のモールとアメリカのモールの違いをお話しますね。



 アメリカではモールを建てるときにもちろんテナントを募集するのですが、そのテナントの出店の選別基準があります(当たり前ですが)。


 これは日本も同様ですよね。



 違うのは ゼネコンやモールの主軸となるMacy’s等のデパートがテナントを引っ張ってくるときに ここは伸びる! と判断すると ある一定期間のテナント料は無料になるということです。


 そうです。ゼネコンやデパートが将来有望な会社に投資をする訳です。もちろんベンチャー・キャピタルも付くでしょうしね。 そうなったらもうこの会社はどんどん伸びます。

 有名どころでは バナナ・リパブリック、 クリエイト・アンド・バレルなどです。



 もちろん縛りもあります。 何かというと 契約後の数年間は計画があるモールに必ず出店するということです。



 育てて 刈り取る。


 アメリカのモールの利益構造のお話でした。


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